当クリニックでは、患者さんのお話を丁寧にお伺いし、お一人ひとりに合った治療法をご提案いたします。
神谷町駅から徒歩3分とアクセスも良く、平日は19:30まで診療しています。お仕事帰りも通いやすいクリニックです。
心療内科は、心理的な要因が関与する身体の病気(心身症)を専門とし、身体の症状だけでなく、心理的な側面も考慮した治療を行っていきます。
精神科は、うつ病、統合失調症、パニック障害、双極性障害などの心の病気(精神疾患)を専門とし、薬物療法や精神療法など、専門的な治療を行います。
ここ最近なんだかよく眠れないんです。ストレスがたまっているのかな?と思うんですが、この程度で受診してもいいんですか?
はい、眠れないとのこと、お辛いですね。ストレスが溜まっていると感じる場合、睡眠に影響が出ることはよくあります。睡眠の問題は、放置すると悪化することもありますので、早めに専門医に相談することをおすすめします。些細なことだと思わずに、お気軽にご相談ください。
出勤の時、電車に乗ろうとすると動悸と眩暈がしてしまい、電車に乗ることが出来なくなってしましました。
それはパニック障害の症状かもしれません。パニック障害は、突然の動悸、めまい、息苦しさ、発汗などの症状を伴い、死んでしまうのではないかというほどの強い不安を感じる病気です。まずは、専門医を受診し、適切な診断と治療を受けることをお勧めします。
当クリニックのホームページを御覧頂き、誠にありがとうございます。言うまでもなく、こころの問題は、誰にでも起こりうるものであり、問題が深刻にならないうちに対処することが、効果を高めるうえで重要です。
その意味で当クリニックは、問題が深刻化する前の段階で、医師のアドバイスをもとに“日常のストレスを慎重に評価し、みずから納得のいく対処の仕方を身につけるための場”と考えて頂いてもよいでしょう。
といいますのも、ストレスのなかには害の少ない“良いストレス”もあり、上手くつきあうことで症状の発生をおさえ、自己改革と発展をうながすチャンスになることもあるからです。
一方で、なかにはストレスの関与が少ない、原因が不明のこころの病気も少なからず存在します。この場合は薬物療法や集中的休養による対処が主となり、御本人のみならず御家族や周囲の方々の御理解と御協力も重要となるため、当該疾患に関する標準的な知識が必要となります。
神谷町ヒルサイドクリニックでは、大学病院での高度な水準の診療や、官公庁などの公的機関での診療や相談業務、そして企業の健康管理センターでメンタルヘルスを実際に担当している経験豊富な専門医が、あなたの相談内容をていねいに伺います。それをもとに、お薬による治療を中心として、あなたにあった、いわば“オーダーメイドの手当て”の方法をアドバイスさせて頂きます。
神谷町ヒルサイドクリニック
院長 文元 秀雄
まず、脳や神経、または身体に病気やケガがあってこころに影響を及ぼす場合があり外因性と呼ばれ、脳腫瘍や頭部外傷、てんかん、アルツハイマー病や膠原病、内分泌疾患などが代表的なものです。
次にそれらが検査所見等で否定的な場合に、明らかな原因が不明(見つからない)のものは内因性とも呼ばれ、定型または非定型のうつ病、躁うつ病、統合失調症などがあります。
最後に残ったものは心因性とも呼ばれ、精神的な原因による(原因が推定される)ものです。広義には神経症、心因反応に属しますが、「うつ」状態を呈する大半の疾患で、抑うつ反応、パニック障害、社交(社会)不安障害、強迫性障害、心気症、身体表現性障害等が含まれます。最近はストレス関連障害として摂食障害、睡眠障害なども並列して分類されています。
ほかに境界性や自己愛性等が知られている人格障害、児童期だけでなく青年期以降でも発見されるアスペルガー症候群等の発達障害などがあります。なお、良く知られている「心身症」は厳密には、ある身体的障害の発生や経過に心理的、社会的因子が密接に関与している病態とされています。
最近良く「こころが折れる」、という表現を耳にしますが、まさにクスリを飲むという行為は「骨折の際にギプスをあてる」行為に似ています。ストレスから離れ一時期しっかり休養(局所を安静に)し、服薬する(ギプスをあてがう)ことで、こころも自己治癒が促進され回復に向かうと考えて頂くと良くわかると思います。ある程度予防的服薬期間は必要ですが、回復と安定を見計らった後に計画的に減量し、服薬終了へと進めて参ります。以上は定期的に通院して頂く事で可能になります。
別項にも記載したように副作用は皆無ではありません。しかし眠気やだるさ、軽度の消化器症状以外の発現頻度は総じて低く、しかも発現するのは服薬当初だけ、という場合が多いのです。服薬する事の生活上の利益を短期的だけでなく長期的にもよく考え、医師と良く相談しながら前向きに治療を受けていく事が大事です。